テクニカル分析とは、今現在、株価はどのようなトレンド（市場用語では、株価の方向性、傾向を意味します。
株価のトレンドは「上昇」「下降」「もみあい」と大きく3つのグループに分けることができます。）にあるのかを見極めるとともに、将来的にどのあたりで流れが変化するのかを予想するための分析です。そして、その手がかりは全てチャート上にあります。例えば、株価の動きをチャート化したローソク足や、株価のトレンドを示す移動平均線、相場の勢いを表わす出来高などです。これらをチェックすることで、トレンド転換のサインを読み取ることができるのではないでしょうか。
ここでは、テクニカル分析の代表的な手法の一つのローソク足を紹介します。
ローソク足
テクニカル分析の代表的なチャートが、白と黒の長方形からなるローソク足になります。このローソク足の1本から四本値が分かります。四本値とは、最初の約定値である始値、一番高かった値段の高値、逆に一番安かった値段の安値、最後についた値段の終値の４つの値段が確認できることからこの意味がついています。なお、ローソク足には、日足・週足・月足・年足など様々な種類があります。
読み方：
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高値 終値 始値 安値 |
右表のローソク足に縦の実線が2本あります。この線をそれぞれ、「ヒゲ」と呼び、この場合は、終値が始値より高い動きを示しています。この白いローソク足を「陽線」と言います。 |
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高値 始値 終値 安値 |
逆に右の場合は、株価の終値が始値より安値で終わった動きを示しています。この黒いローソク足を「陰線」と言います。 |
種類：
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