【ファンダメンタルズ分析】
直訳すると、「経済の基礎的条件」になります。大きい意味でとらえると、経済・景気の状況、狭い意味でとらえると、企業の収益・財務状況になります。経済用語では、広く経済全般の実態や個々の個別企業の経営・財務基盤を表わします。株価にはその企業の業績が反映されることが多い(○○企業、決算発表で過去最高を記録した。など)ので、経営や財務の状況を調査して投資価値を判断しようとするのがファンダメンタルズ分析となります。
例えば、市場が暴落しているのにも関わらず、保有銘柄だけが上昇することは、まず考えられませんよね。つまり、市場の動向については常に注意を払い続ける必要があります。私も、評判だけで株を購入したものの、実は財務状況は悪く、市場からの撤退を余儀なくされた経験もあります。
管理人は、このファンダメンタルズ分析については「四季報」を利用させていただいてます。これ1冊あれば、辞書代わりに、手軽に見たい企業のここ数年の決算や最高値・最安値の株価、今後の企業展望など調べることができます。
三角合併が解禁となり、外資系ファンドが企業買収をちらつかせながら、増配や高値での売り抜けで多くの利益を上げていきそうな動きが見られますが、特にファンドに注目されるのが、財務基盤が良好な割りに株価が割安なまま放置されている企業が含まれています。つまり、このファンダメンタルズ分析の結果だと言えます。
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